Nigel Cabourn
1960年代、米軍によって調達されたタイガーストライプ。 オリジナルはオリーブ系にブラックが入る迷彩です。 ベトナムの深いジャングルにとけ込むにはうってつけであったと言えるこの迷彩も、 ジャングル以外では際立って派手な印象を受けます。 今回は単色のジャカード織でタイガーストライプ生地を織った極めて特殊なファブリックを使用しています。 遠目では普通の無地に見えますが、寄ると凝った織柄が際立ちます。 履き込む程に現れるタイガーストライプ柄が非常に新しい試み。
1949年イギリス生まれ。 17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。 カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。 3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。 本格的に海外への展開を開始。 1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。 ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。 ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。