Nigel Cabourn

Nigel Cabourn - MALLORY JACKET HIGH DENSITY LINEN - NAVY

  • ¥ 46,200 - tax in
  • SOLD OUT

ナイジェルケーボン《マロリージャケット》ハイデンシティーリネン ネイビー

春夏仕様の世界最高峰の高密度リネンで仕立てられた、 ナイジェルケーボンクラシックと評され世界中で愛されているマロリージャケット。



HIGH DENSITY LINEN

世に流通する麻の生地の多くは、向こう側の景色が透ける程に打ち込みの 密度が甘く、その分糸も太いものが良く見られます。理由はシンプルで、 麻の糸は細くするのは大変ですが太く撚糸するのは簡単であり、 織物としても甘く織る事は容易いからです。 そもそも麻は、短繊維を取り出す工程が複雑で時間もかかるため 綿に比べて高価です。材料が高価なので、その先はできるだけ安価に造らないと ファブリックにした時にとても高価になってしまいますから、 なおさら麻のファブリックは上記のようにスカスカのものばかりになる傾向があります。 本ファブリックは、高品質な麻を原料に60 番単糸という細番の糸に撚糸し、 超高密度に製織しています。麻はペクチンという糊状の物質を含んでいます が、本ファブリックは晒すことでペクチンを適度に除去する工程を加えています。 通常ですとこの工程により、生地の腰が抜けふにゃふにゃと柔らかくなる のですが、本製品は逆に硬さを増し、ファブリック全体の強度が著しく上がっ ています。織り上がった布に対する様々な試験の結果、偶然にもたらされた レシピによりこの物性を生み出す事に成功しました。 そもそも細番の麻をここまで高密度に製織できる機屋(はたや)は、 日本中に1件か2件しかありません。そして、日本で最も高密度な麻であるという 事は、世界で最も高密度な麻であるという事と同義です。 薄く涼やかな生地なのに、しっかりとした手持ち感と剛性があります。 軽く薄いのにずっしりとした重さ。この不思議な感覚が世界レベルの証です。
-->



(SIZE)
52(XL)(肩幅 45cm 身幅 52cm 着丈 74cm 袖丈 66cm)


(素材)
LINEN 100%


(生産国)
JAPAN


《Nigel Cabourn ナイジェル・ケーボン》

1949年イギリス生まれ。
17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。
カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。
3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。
本格的に海外への展開を開始。
1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。
ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。
ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。