LIQUIDES IMAGINAIRES
EAUX DE PEAU - オー ド ポー|神話に現れる、人と交わる獣、獣に変身する人間の肌に真珠のごとく滴る液体。「オー・ド・ポー」は、その神秘的な液体を現代に甦らせたトリロジーです。 リキッドイマジネール - ベットユメーヌ| BETE HUMAINE| 獣になった人間、獣としての人間 オー・ド・ポーは最も気高きアニマルノートに捧げられたトリロジー。 力強い「ポー・ド・ベット」、たおやかな「ベル・ベット」に続き、トリロジーの三番目の 「ベット・ユメーヌ」は、自然の探求に向かう人間の姿の後を追うように誘う香りです。 都市生活から身を退き、野生を取り戻した人間、自然の様々な香りの只中に飛び込む旅。 森に全身を浸し、彼は緑の冒険者となり、シャテニエ(マロン)の木を愛する獣としての 人間になるのです。 17世紀より、哲学者たちは人間と動物の関係を定義することを夢見てきた。 わたしをホモ・サピエンスと呼ぼうが、近代的人間と呼ぼうが、人、人類、 または霊長類と呼ぼうが、わたしが動物であることには変わりない。 野生の人間、文学や芸術で神話的な存在とされてきた者。 わたしは文明的な人間と、手つかずの自然の妖精的な魂とをつなぐもの。 わたしは数々の土地を自由に行き交い、神秘的な森、限りない草原に生きる。 この肌と毛は体を保護するとともに弱みでもある。わたしは一糸まとわず、 自分の香りだけを身に纏う。それは自然の香り。 凍りついた川、樹脂の香りが漂う森、太陽に焼かれた灼熱の岩、 わたしの寝床である木の葉の敷物の匂いだ。 わたしは狩人であるとともに狩られる者でもある。怖れを住まいとし、 力を武器とし、香りを衣とする。わたしは獅子の心を持つ人間。 わたしはベット・ユメーヌという種の生き物なのだ。