C.P. COMPANY
SS22シーズンの特徴的なポケットシステムを備えたデザイン。ミリタリーベースのこのポケットシステムは、大容量でありながらも安全性を併せ持っています。裾部分はスカートを装備しており、ユニークなギミックを持っています。La Milleモデルであるこのジャケットは、SS22の象徴的なジャケットの1つです。 Gore-Texを使用しているパートとLCM(Light Chrome- Membrane)を使用したパートに分かれている製品です。それぞれのパートを半製品に仕上げ、LCMパートをガーメントダイし、最終的にGore-Texパートとドッキングする事で完成し す。LCMはC.P. CompanyのオリジナルファブリックCHROMEに防水ポリウレタンフィルムで加工を施した素材です。染色時の縮率コントロールが完全でないと成しえない素材であり、高度な技術が詰め込まれています。
ブランドの始まりは、「スポーツウェアのゴッドファーザー」として国際的に知られる革新的なデザイナー、マッシモ・オスティがブランド「Chester Perry」を立ち上げた1971年にさかのぼります。 このブランドが、1978年に「C.P. Company」へと改名されることとなりました。 C.P. Companyは、機能性を重視した定番のメンズウェアに、革新的なスタイルを精巧に組み入れて再表現したことからすぐに多くの支持を得るようになりました。 50年にわたり、ミリタリースタイル、ワークスタイル、スポーツウェアなどのスタイルを融合させたウェアを先駆的に作り出すとともに、徹底的な研究に基づいた最先端の革新的な生地をイタリアのファッション界にもたらしてきたのです。 生地の革新は、ガーメントダイの技法を促進するきっかけともなりました。複数の生地や繊維を組み合わせて仕上げたウェアに最終段階で色染めを行うという技法ですが、これは1970年代半ばにC.P. Companyが世界で初めて開発したものです。これにより、色彩がユニークかつ豊に映えるだけでなく、トーン・オン・トーンならではの微細な印象を演出する仕上がりが実現されるのです。 C.P. Companyでは、身に着けた瞬間から体に馴染むような着心地を追求するとともに、伝統、革新、そして性能を組み合わせた独特なディテールが施されたウェアを生み出しています。