日本では1973年に発売開始したクラークスオリジナルズ商品。センターシームの独特なデザインは、ファッション性だけでなく履きやすさに裏打 ちされたもの。Trek Manと呼んでいる踵部分の シンボルマークはこのデザートトレックに付けら れたのが始まりです。広めの履き口は脱ぎ履きがしやすく、2アイレットのレースでしっかりとホールドします。ソールにはクッション性のあるクレープソールを採用しています。 このコラボシューズは、左の踵にTrek Man、右の踵にC.P. CompanyのSailor manが配されています。

イギリスのフットウェアブランド、Clarks OriginalsとC.P. Companyが手を組み、自然界と都市それぞれの要素を絶妙に融合させたコレクションが誕生。 今回のコラボレーション企画では、天然素材と伝統的な職人技に、21世紀のアウトドアシーンにおいて求められるパフォーマンスを実現させる現代的なテクノロジーを掛け合わせています。Clarksは現代的なブランドですが、1825年の創業以来ずっと、伝統的な素材とアイコニックなフォル厶にこだわりながらその歴史を築いてきました。Desert Trekシューズのリリース50周年を記念してアップデートされたClarks Originalsのフットウェアには、機能的なメンズ ウェアと革新的なファブリックに定評のあるC.P. Company独自のスタイルも吹き込まれ、未来を見据えながらデザインされた定番アイテムが揃うカプセルコレクションとなっています。 Original Desert Trekは、1971年にリリースされたモデルのデザインをベースとしており、バンプ中央の縫い目が特徴。オリジナルの「ステッチダウン」構造を取り入れながら、快適さを 向上させるため、極上の手触りを誇るフルベジタブルレザーを使用してランナーボードをアッ プグレードしています。製造はポルトガルで行われ、靴底にはアイコニックなプランテーションクレープソールを採用。また、アッパーに使用している上質なリバーススエードはイタリアのタンナリーで作られたもので、ややオイルを含んだ質感を特徴とします。クォーター部分は、黒の薄いラバー素材の層を加えることでしっかりとした構造に仕上げました。ヒールカウンターは、片足にはデボス加工で定番のTrek-Manのロゴ、もう片足にはC.P. Companyのアイコ ニックな船乗りのデザインがあしらわれています。Original Desert Trekは、ディップ加工と コーティングで仕上げられたアグレット付きのコットン製シューレース、レザー製の予備用シューレース、さらにブランドロゴをあしらってコーティングを施した3つのシューレースフォブ を備えています。

ブランドの始まりは、「スポーツウェアのゴッドファーザー」として国際的に知られる革新的なデザイナー、マッシモ・オスティがブランド「Chester Perry」を立ち上げた1971年にさかのぼります。

このブランドが、1978年に「C.P. Company」へと改名されることとなりました。 C.P. Companyは、機能性を重視した定番のメンズウェアに、革新的なスタイルを精巧に組み入れて再表現したことからすぐに多くの支持を得るようになりました。 50年にわたり、ミリタリースタイル、ワークスタイル、スポーツウェアなどのスタイルを融合させたウェアを先駆的に作り出すとともに、徹底的な研究に基づいた最先端の革新的な生地をイタリアのファッション界にもたらしてきたのです。
ee 生地の革新は、ガーメントダイの技法を促進するきっかけともなりました。複数のe生地や繊維を組み合わせて仕上げたウェアに最終段階で色染めを行うという技法ですが、これは1970年代半ばにC.P. Companyが世界で初めて開発したものです。これにより、色彩がユニークかつ豊に映えるだけでなく、トーン・オン・トーンならではの微細な印象を演出する仕上がりが実現されるのです。

C.P. Companyでは、身に着けた瞬間から体に馴染むような着心地を追求するとともに、伝統、革新、そして性能を組み合わせた独特なディテールが施されたウェアを生み出しています。