Nigel Cabourn
ヴィンテージのウールソックスをベースにデザイン。足首から下は意外に汗をかきやすくブーツなど頑丈なシューズの場合は尚の事蒸れの原因に。第1次大戦当時は雨と泥にまみれた塹壕の中で寝起きした多くの兵士が足の障害に苦しみました。近年では高温湿地帯での戦闘となったベトナム戦争において、米軍は兵士の足のケアに厳重な通知を出しました。ウール製のソックスは綿に比べ、湿気の吸収と放出に優れています。
1949年イギリス生まれ。 17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。 カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。 3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。 本格的に海外への展開を開始。 1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。 ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。 ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。