quitan
ガーデナー("庭仕事"用)の作業服に着想をし、脇にハギを持たず大きなポ ケットを配したパンツに仕立てました。点と点を結び、線にしてゆく。 最初の点と結べば、その線は輪(和)となる。 構築的なパターンの中で「輪」や「線」を表現しています。
私達の世界は、豊かな”違い”で溢れていました。 世界中に散りばめられたそれらは、決して不調和などでなく、それぞれの地に根を張り、共存していたことでしょう。 ほんの100年前の世界、文明の発展とともに多様性が失われる前の世界とは、一体どの様なものであったのだろう。 点と点とを線で結び、紐解いてみたいのです。 "quitan"とは、そういった、いきいきとした文化との交歓の記録なのです。