Nigel Cabourn
今シーズのテーマはKOREAN WAR。半島の38度線を越えて勃発した戦争は、やがで資本主義と社会主義の戦いとなり世界の主な両陣営の国家を巻き込むに至りました。 多数の国家が関わった事実に即して、本製品は、英国、米国、フランス、チェコ軍のミリタリーキルト生地を参照しそれぞれの要素をミックスしたファブリックデザインとしました。キルト生地とは二枚の生地に芯地や中綿を挟み込み、キルティングステッチで固定したものです。生地として生産し、その後にパターンカットし洋服に縫い合わせます。そのためキルティングステッチの形状は原反とまる巻物単位で一種類のみです。キルト柄そのものはダイヤ柄、ヒョウタン柄、柄そのもののの大小など様々ですが、生地に対しては常に一種類です。 本ファブリックはキルティング生地のこの常識を覆し、パターンの異なる数種類の柄が混在しています。特別なミリタリーキルトのミックスを成しえたのは、ジャカードでキルティングを施す事ができる稀有な刺しゅう機を発見し、それを駆使した結果生み出された他に類を見ないミリタリーキルティングファブリックです。硫化染料で染めたリップクロスであるため着用する程適度なアタリや色落ちを楽しむ事ができます。 本製品のデザインは英国陸軍のガスプロテクトコートをベースににアレンジを施しています。リバーシブル仕様。リバーシブルに対応したポケット部分のスリットと袋布の独自の形状は1930年代の英国陸軍によって製作されたプロトタイプミリタリージャケットから借用したディティールです。 (SIZE) 48 (M) (肩幅 52.5cm 身幅 69.5cm 着丈 118cm 袖丈 60cm) 50 (L) (肩幅 55cm 身幅 72cm 着丈 120cm 袖丈 61cm) (素材) 本体 COTTON 100% 中綿 POLYESTER 100% (生産国) JAPAN
1949年イギリス生まれ。 17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。 カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。 3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。 本格的に海外への展開を開始。 1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。 ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。 ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。
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