Nigel Cabourn
1940年代英国陸軍の運用したガスプロテクトコートをベースにしたデザインです。呼吸器系はガスマスクで、体は本製品のようなケープでカバーする事によってびらん性などの毒性を持ったガス粒子が皮膚に直接付着する事を防ぎます。機能性として求められるのは一刻も早く着用でき、なおかつ大きな面積をカバーできる事。そしてガスの付着により汚染された場合は安全な場所に逃れる事が出来次第、一刻も早く脱ぎ捨てる事ができる事です。 そのため喉元からひざ下までを身に着けたリュックや装備品の上からすっぽりとカバーできる大きさになっています。なおかつスピーディーな着脱のために必要最小限のドットボタンのみがセットされている事が大きな特徴です。 そのシンプルなデザインと優れた機能性から何度かコレクションに登場してる型ですが、今シーズンの本製品には欧州ミリタリーヴィンテージにしばしば散見されるストレートキルトステッチが施されています。キルトステッチは中綿などを挟み込んで2枚の布を固定するために施されますが、本製品ではあえて中綿を割愛することで軽快な着心地とハリのあるシルエットを両立させています。 表地はコットンナイロンの硫化染、裏地はコットンナイロン反応染とし、それぞれの面で異なったトーンとなっており、さらにリバーシブルで着用できるように仕立てられています。 (SIZE) 48(M) (身幅 71.0cm 着丈 117.5 裄丈 88.0cm) (素材) 表地 COTTON 50% NYLON 50% 裏地 COTTON 80% NYLON 20% (生産国) JAPAN
1949年イギリス生まれ。 17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。 カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。 3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。 本格的に海外への展開を開始。 1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。 ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。 ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。
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