DEEP POCKET
レザーは国産皮革の2大産地の一つ、姫路のタンナーで仕上げたコンビ鞣のカウハイドをクラスト仕上げしたものです。 コンビ鞣とはクロムなめしと昔ながらのタンニンなめしの二つを合わせた加工法で、クロムなめしの特徴である耐久性や生産工程における効率の高さに加え、タンニンなめしの特徴である原皮のもつ自然な風合いを残しつつ鞣す事で革の経年変化も楽しめます。 極厚の4ミリ仕上げの革を漉かずにそのまま使用したものを、全て手作業にて紐状に裁断し、それを纏めてベルト状にしています。小さなパーツと編み込み部分だけは、使いやすいように漉いています。
そしてナオコワタナベの特徴的なハンドステッチが際立ちます。この特徴的な玉止めの方法は、ナオコワタナベへのオーダーで新たに開発してもらっています。ボコッと縫製が浮いているような特徴的なステッチ。幾度となくテストを繰り替えし、この形に辿りつきました。
国内トップクラスのクラフトマンとして名高い本池大介が全て手作業して仕上げています。シルバー999をサンドキャストで奥行きのある凹凸を出し、ディティールと素材感を引出しています。