Nigel Cabourn
1950年代のバトルドレスパンツ。 特殊な染工により染料を糸の中心まで浸透させず糸中心部を意図的に染残した所謂芯白、中白、と呼ばれる糸を使用しています。 通常はインディゴや硫化染料など空気中の酸素と反応する事で発色する染料で用いられる技法です。本製品は硫化染料よりしっかりと固着染色し尚且つ芯白である事で、長い時間をかけたゆっくりとした経年変化を楽しむことができます。
1949年イギリス生まれ。 17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。 カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。 3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。 本格的に海外への展開を開始。 1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。 ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。 ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。