Nigel Cabourn
ナイジェルケーボンのガーメントはすべてビンテージウェアの優れた機能性をベースに生み出されています。現在ではなかなか無いデザインやディテールが盛り込まれているセーター。ザックリと編み上げられたローゲージニットはまさにヘビーディーティーな表情で歴史を感じさせられる。最大の特徴でもある、フロントのRAFはロイヤルエアフォースの略。R.A.F.の誕生は第1次大戦当時、1918年4月1日。それまで英国軍に航空隊がなかったわけではなく、陸軍と海軍がそれぞれの隊を別々に運用していました。この当時までは、航空機はあたらしすぎて、兵器としては充分に認められておらず、陸・海軍のそれぞれのおまけのようなもの。しかし、ルフトバッフェの存在が大きく影響。すなわちドイツ空軍です。電撃作戦によって、欧州侵攻を始めたドイツ軍は、航空機により侵攻目標の都市の制空権を次々と確保する事を試みます。英国は、陸・海軍の航空隊を空軍に昇格させ、これに対抗。ルフトバッフェは英国上陸作戦にあたり、大部隊で英国上空に侵入し、これをR.A.F.が迎え撃つ事に。両軍による戦いは2ヶ月もの長きに渡り、R.A.F.の勝利で幕を閉じます。人類が初めて経験した大規模な航空戦、バトル・オブ・ブリテンです。ナイジェルケーボンらしいニットセーター。
1949年イギリス生まれ。 17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。 カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。 3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。 本格的に海外への展開を開始。 1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。 ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。 ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。
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