◯ Nigel Cabourn - STADIUM JACKET HEMP DENIM - INDIGO

SIZE
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ナイジェルケーボン《スタジアムジャケット - ヘンプデニム》インディゴ


ファブリックはヘンプデニム。ヘンプは麻の一種。極めて生命力の強い植物で、土壌の質を問わず自生します。ヘンプから繊維質を取り出し糸となしたヘンプ糸も極めて頑丈です。そしてヘンプの短繊維にはミクロン単位の穴が開いておりたくさんの空洞を持つ、所謂、多孔質の構造を持っています。そのためそれらが微細なクッションの役割を果たすため、ハリがあると共に柔らかなタッチがあります。 そして多孔質は水分を素早く吸収すると共に、余分な湿気を放出します。そのため汗を良くに吸ってしかも乾きやすい性質を持ちます。さらに水に濡れると強度を増します。天然の材料のほとんどは濡れると脆くなるので、これはほとんど麻だけが持つ性質です。そのため合成繊維の出現前の消防ホースは麻製でした。良いとこをばかりのようなヘンプですが、ウイークポイントもあります。繊維質を紡績して特に細い糸に成す事が困難で、さらにその糸を特に高密度に製織する事も極めて困難だという点です。 本ファブリックが極めて希少であり、本ファブリックに類するものを滅多に見ない理由がそれです。リブはリネン。コットンや合繊のリブに比べこちらも希少です。理由はリブ構造が必須とする伸び縮みのキックバックとリネンの伸度が相いれないから。小さなパーツですが、特殊な技術と職人技を駆使する事でリネンでありながら充分なキックバックを付与した逸品です。


(SIZE)
50(L) (身幅64.0cm 着丈65.0cm 裄丈89.0cm)


(素材)
本体 植物繊維(ヘンプ) 100%
リブ 麻100%


(生産国)
日本

 


《Nigel Cabourn ナイジェル・ケーボン》
1949年イギリス生まれ。
17才でニューカッスル・アポン・タイン大学のファッション学科に入学。 ファッションキャリアのスタート地点に立つ。
カレッジの最後の年に自らの会社"CLRICKET CLOTHING LTD."を起ち上げる。
3年後にはパリで行われたメンズウェアショー"S.E.H.M"に出展。ハリス・ツイードを使ったコレクションを発表。
本格的に海外への展開を開始。
1996年ロンドンのコベント・ガーデンにNigel Cabourn一号店をオープン。
ナイジェル・ケーボンのコレクションは現在ふたつのラインで展開されている。
ひとつは日本で生産されている。"Main Line メイン・ライン"。もうひとつがイギリスのメーカーで可能な限りイギリス産の生地を使って生産する"Authentic Line オーセンティク・ライン"である。 どちらもナイジェル自身によるデザインとなっています。